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中小企業が活用できるデジタル化・DX実現に向けた助成金・補助金

IT導入補助金・ものづくり補助金

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近年ではデジタル化やDX促進を目的として、政府による様々な事業が行われています。

これらの事業では助成金・補助金の給付やIT化の支援などが実施されており、中小企業においてデジタル化やDXを検討する際に活用できます。


この記事では、デジタル化・DX実現のために中小企業が活用できる助成金・補助金について解説します。


中小企業デジタル化応援隊事業

2020年より中小企業庁が開始した中小企業デジタル化応援隊事業では、IT化におけるコンサルタントの活用に対して補助金を受けることができます。以下では、その詳細について解説します。


中小企業デジタル化応援隊事業とは

中小企業デジタル化応援隊事業では、デジタル化・DXに関する知見が不足している企業において、IT専門家のコンサルティングを受けることができます。一般にコンサルタントと契約を行うと対価が発生しますが、本事業を活用することでその対価に対して最大3500円/時間の補助を受けることができます。


中小企業デジタル化応援隊事業の支援内容

中小企業デジタル化応援隊事業では、以下の業務例のようにデジタル化のためのコンサルティングを受けることができます。


  • デジタル化課題の分析・把握・検討
  • テレワーク、Web会議等のIT導入に向けた支援
  • ECサイト、キャッシュレス決済等の構築
  • セキュリティ強化


対象となるのは準委任契約によるコンサルタント活用のみとなることに注意が必要です。

Webサイト等のコンテンツ制作やデザイン等の請負契約については、本事業の対象外となります。


また、中小企業庁はデジタル化における支援パッケージの提供を行っています。

このパッケージでは企業が共通で利用できる標準的なデジタル化のフローを定めており、パッケージの活用によりデジタル化の障壁を下げることができます。パッケージを独自に活用しても良いですし、パッケージの活用方法についてコンサルタントから助言を受けることもできます。


中小企業デジタル化応援隊事業の活用の流れ

中小企業デジタル化応援隊事業の活用の流れは以下の通りです。


  • 事務局への利用登録申請および相談案件の登録
  • ITコンサルタントとのマッチング
  • ITコンサルタントと支援計画の協議
  • 業務委託契約の締結・支援の実施


中小企業デジタル化応援隊事業の利用には、まず事務局へ本事業の利用申請を行い、コンサルタントの活用を検討している内容について登録します。コンサルタントはその相談内容を確認し、支援のための計画立案および提案を行います。コンサルタントからの提案内容について企業・コンサルタント間で協議を行い、内容に合意が得られれば、契約締結を行い支援が開始されます。


IT導入に関する助成金・補助金

ここでは、中小企業が利用できるIT導入に関する助成金・補助金について解説します。


IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業がITを導入する際に活用できる補助金です。

ITの導入に対して費用の1/2、最大で450万円の補助を受けることができます。


IT導入補助金を利用するために、まず中小企業は導入するITツールや依頼先のITベンダを選定します。その上で申請書類の提出を行い、承認を受けることができれば補助金を受け取ることができます。申請書類の作成や提出についてはITベンダの支援を受けることもできるため、不慣れな場合には活用を検討しましょう。


IT導入補助金の補助対象となる業務は以下の通りとなっており、広範囲の業務に活用できる制度です。


  • 顧客対応・販売支援
  • 決済・債権債務管理・資金回収管理
  • 調達・供給・在庫・物流
  • その他業種固有の業務プロセス
  • 会計・財務・資産管理・経営管理
  • 総務・人事・給与・労務・教育訓練・テレワーク基盤
  • 自動化・分析ツール導入
  • 汎用ツール導入
  • 機能拡張(カスタマイズ)
  • データ連携ツール導入
  • セキュリティ対策
  • 導入のためのコンサルティング
  • 導入設定・マニュアル作成・導入研修
  • 保守サポート
  • ハードウェアのレンタル


IT導入補助金の活用方法については商工会議所等の支援機関に相談することができるため、不明点がある場合は活用するとよいでしょう。


ものづくり補助金

ものづくり補助金は中小企業庁が実施する事業で、あらたなサービスの開発や試作品開発、生産プロセスの改善などに活用できます。補助金額は最大で導入費用の1/2、1,000万円までとなっています。


デジタル化やDXにおいて、ITを活用した生産プロセスの改善やサプライチェーンの高度化、販売モデルの改善などを行う場合、ものづくり補助金を活用することができます。また、テレワーク環境の整備などでもものづくり補助金の採択事例があるため、Web会議システムの導入やテレワーク基盤の構築においても補助を受けられる可能性があります。


ものづくり補助金はあくまでもサービス開発その他を目的とした事業であるため、ITの導入のみを実施する場合は、上述したIT導入補助金を活用するとよいでしょう。


まとめ

この記事では、中小企業が活用できるデジタル化・DX実現に向けた助成金・補助金について解説を行いました。中小企業の支援は手厚く行われていますので、活用できる事業や助成金・補助金を有効活用し、競争力を高めることが大切です。


株式会社シフトでのサービス

株式会社シフトでは、中小企業デジタル化応援隊事業に認定を受けたグループ会社より、IT専門化のコンサルタントを派遣しています。

国からの補助でサービスを受ける事が出来ますので、お気軽にご相談ください。


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